試合:サウスポー同士の一戦。右ジャブで探りを入れた岩佐はラウンド半ばには左ストレートのタイミングも計り、徐々に圧力と攻勢を強めて初回を終えた。3分間の攻防でロアは岩佐のパンチで右目上をカット。2回、勝負を急いだロアが攻めて出たが、岩佐は慌てずに対応。右から左ストレートで攻め立て、右ボディブローも浴びせてダメージを与えた。ラウンド終了間際、岩佐が追い立てて右を連続して浴びせるとロアはロープ伝いに力なく後退。ロアが崩れ落ちる寸前にレフェリーが試合をストップした。リング上でマイクを向けられた岩佐は「標的はIBFのランディ・カバジェロ(米)。強い選手だけど、アメリカに行って(タイトルを)ぶんどってくる」と宣言した。