試合:2連敗中の桜井を迎え、昨年10月の日本タイトル挑戦失敗から約7ヶ月ぶりに再起した阪下。慎重に距離を測りながら右ボディを見せるサウスポーの桜井に対し、阪下は初回こそ入りずらさそうな印象を与えたが、2Rに入るとスピードを上げ、桜井の入り際に右を合わせ徐々にリズムを掴んだ。これに桜井も左ストレートの飛び込みで対抗したが、2R終盤に右を直撃され腰を沈めた。その後も阪下が的確な右を当て試合を支配し、3R終盤には右アッパーからパンチをまとめ、コーナーに釘づけにしてスタンディングダウンを奪った。桜井も左ストレートを軸に粘りを見せたが、最後はパンチをまとめられ陣営からタオルが投入された。