試合:東日本技能賞、6戦全勝(3KO)中のサウスポー松永と、西軍敢闘賞、7戦全勝(7KO)とパーフェクトレコード更新中の別府の注目対決。ゴングと同時に右を振り回し仕掛けた別府に対し、松永は慌てずにジャブ、ワンツーで対応。別府の勢いを止めると、左ストレートで攻勢に転じたが初回終了間際、 別府が嵐のような左右で松永からダウンを奪う。さらに続く2R、開始10秒も経たないうちに右フックでダウンを追加し、一気にラッシュを仕掛けレフェリーストップを呼び込んだ。圧巻のKO劇を見せた別府が、自身の記録更新とともに、久留米櫛間ジム初の全日本新人王に輝き、最優秀選手賞も獲得した。