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12R 1分 15秒 TKO

試合:プロ15戦目で初タイトル戦に挑む竹中が、まずは長身の王者・天笠の立ち上がりを攻める。伸びのあるジャブ、右ボディストレートで圧力をかけ、近づいてはアッパー、ボディをヒット。しかし、ガードを固めた天笠も長距離からの左フック、右クロスを返し、初回から白熱した打ち合いが展開される。2Rにはヒッティングで左右のまぶたをカットした竹中だが、3Rも天笠の距離を潰しては右フック、左ボディを打ち込み、右ストレートで有効打も奪う。しかし、ガードを固めた天笠も竹中の打ち終わりをきっちりと見定め、終盤には左右を連続ヒットさせるが、4Rに入ると竹中のボディが効き始め、長い腕が下がり出してしまう。4R終了時の途中採点は、1者が38-38のイーブンとするも、2者は39-37で挑戦者を支持。この採点を聞いた両者の攻防は、さらに目まぐるしく替わりヒートアップ。6R以降はどちらが倒れてもおかしくはない有効打の奪い合いとなり、打たれたら打ち返す、まとめられたらまとめ返す両者に、会場も連動して興奮の坩堝と化す。8R終了時は3者ともに77-75で挑戦者を支持。挽回に出たい王者は長い腕をコンパクトに畳んでフック、アッパーを打ち込むが、竹中のリズムは崩れず。しっかりと左ボディ、右クロスの有効打を奪い、10Rには右ショートからの連打で天笠を追い込んで見せた。しかし、11R終盤は王者が逆襲。何度も良いパンチが竹中を捉えたが、竹中の手も止まらず、誰もが王座交代を確信した最終Rを迎える。竹中も応援団に高らかと手を上げ、リング中央へ。ポイントでリードする竹中は、足を使い安全策を取っても良かったが、最後まで挑戦者らしく前に進んだ。12R目の打ち合い、ここにドラマが待っていた。後のない天笠が、竹中の打ち終わりに会心の一撃、左フックを決めダウンを奪って見せる。立ち上がる竹中だが、精神的ショックも大きい。ロープを背に王者の渾身の連打を浴びてしまい、最後もまた左フックでキャンバスに崩れ落ちた。ここまで相当なダメージを残した竹中に対し、レフェリーはカウントを取らず即座に試合をストップ。劇的な大逆転TKO勝ちを収めた天笠が3度目の防衛に成功した。
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