試合:3年10ヶ月ぶりにキャンバスを踏む澤田は36歳。これが引退試合。方や垂水は20歳。1戦1勝(1KO)同士の一戦は、ジャブを伸ばしつつも右を狙う立ち上がり。先にチャンスを作ったのは1R後半に右クロスで澤田をグラつかせた垂水だが、その後の振りが大きくチャンスを生かせず。2Rに入ると、今度は澤田の右がヒットし勢いづく。迎え打つ形となった垂水も左ボディ、右ストレートを返し、一進一退の展開に。3Rは垂水がコンパクトなフックで前に出れば、澤田も右を再びクリーンヒットさせるが、両者とも見合う時間が続き手数は落ちてしまう。最終4Rも狙い過ぎた両者だが、垂水がジャブで捌いた印象が強いも、結果は三者三様のドロー。