試合:立ち上がりはジャブを軽く突いてリズムを計る現OPBFフライ級王者の江畑。対し、10勝6敗2分のペッチパヤーは距離を測りつつ出入りを意識するが、次第に江畑のペースが上がるとスピードの差が目立ち始める。ペッチパヤーも決して手数では負けず、下がりながらもワンツーを当て食い下がる。江畑は相手のワンツーを掻い潜っての細かいボディからのフック、アッパーと離れ際の右ストレートが有効。ペッチパヤーも思いの外タフで、足を使い続けてもスタミナは途切れず。それでも最終6Rは江畑が王者の意地を見せ、手数で押し続けた。