試合:過去に元日本&OPBFスーパーウェルター級王者のチャーリー太田(八王子中屋)とも対戦経験のあるガダパン。元日本スーパーライト級王者の和宇慶に比べて小柄だが、踏み込みの速さとパンチ力でカバーし、開始から積極的に圧力をかける。サウスポーの和宇慶は距離を取りつつジャブを散らすと、多少狙いすぎてもいたが、ガダパンの入り際に左ストレートを合わせペースを握る。ガダパンも思うように前に出られなくなり、膠着状態が続いた4R、下がった和宇慶がスリップすると同時にガダパンのパンチが入り、和宇慶はダウン扱い。ダウンじゃないとアピールした和宇慶は、続く5Rに怒りのラッシュ。強靭なガダパンをまずは左ストレートで倒すと、続いてワンツー連打で撃沈。ガダパン陣営からタオルが投入されたが、それよりも前にレフェリーが試合を止め、和宇慶の快勝。