試合:序盤、黒田がプレスを掛け、ワンツー・左フックをヒットさせ主導権を掴む。ガルシアはロープを背負うが、巧みにクリンチし決定打を許さない。5R、黒田はプレスから左フックをクリーンヒットさせると一瞬ガルシアは泳いでしまう。ここで一気に攻め込むがガルシアも迎え撃ち、ワンツー連打・左右ボディをヒットさせ黒田を下がらせる。この試合最大のチャンスを逃した黒田は、この後ペースダウン。ガルシアにワンツー連打・左フックで反撃に出られてしまう。連打を浴びる黒田は、距離を詰めると今度はコンパクトな左右ショートアッパーをクリーンヒットされ、リードされたポイントをガルシアが力で縮める。最終10Rもガルシアがワンツー連打で黒田を追い込み、手数・クリーンヒットで黒田を上回る。前半は黒田が優勢だったが、中盤以降はガルシアがポイントを奪い返し、判定2-0で黒田を降した。黒田の世界ランカー挑戦は、ガルシアの巧さに阻まれた結果となった。