試合:12年の全日本新人王でもある中澤のランキングを狙って小林が挑戦。中澤が圧力をかけ、小林が後退しながらカウンター・アタックを狙うという展開になった。小林は下がりながら折々で迎撃するものの、全体的に手数が少なく消極的な印象は拭えなかった。しかし3回終了間際、小林は左フックで中澤を守勢に追い込み戦況を五分に戻した。その後は一進一退の攻防が続き、競った内容のままラウンドを重ねることになった。前に出るのは中澤だがパンチは手数の割に的確性に欠け、一方の小林は迎え撃ちはするものの見栄えはもうひとつといったところ。最終回、中澤が手数と有効打で上回りダメ押し、勝利を確定させた。