試合:試合開始と同時に24歳のフランコが攻勢に出た。3度目の世界挑戦となる37歳の江畑は後手に回りながらも応戦。2回以降もフランコは頭からラフに突っ込んで出たが、粗さが目立つだけでクリーンヒットは少なかった。逆に江畑は右ストレートを狙い撃つなど巧者ぶりを発揮。その後も雑な攻撃を繰り返すフランコ、守勢に回りながらも折々で迎え撃つ江畑、という展開が続いた。消耗戦を避けるためか6回になると江畑が足をつかいながら距離をつくって右ストレートをヒット。しかし7回終盤、今度は江畑が左右を浴びて窮地に陥る。ラウンド終了ゴングに救われたが、再び混戦に逆戻りした。終盤に入ってもフランコラフな攻撃を仕掛け続け、そのため江畑は体力の消耗を強いられた。