試合:岩渕の半年ぶりの再起戦。昨年度の西日本新人王の小川は、足を使って距離を保ち、圧力をかけるサウスポー岩渕の勢いをジャブ、ワンツーで封殺。ストレートで岩渕の顔を跳ね上げるなど、右のタイミングは合っている。岩渕は試合感が戻らないのか、今ひとつ本来のキレのある姿が見れず。防御の反応も悪く、相打ちでの左ストレートがヒットするだけ。苦しい岩渕を尻目に、調子を上げていた小川だったが、4Rの打ち合いで岩渕の左ストレートが決まりダウン。起き上がり、立て直しを計る小川だったが、今度は勢いついた岩渕を止められず連打を浴びストップ。岩渕は再起戦をTKO勝利で飾ったが、不安要素は残った。