試合:サウスポーの王者・セベレディは頭を振り左ストレートを狙う。対する挑戦者・真道はスピードを活かし左ジャブで距離を作ると、早くも右ストレートが王者の顔面をとらえ始める。中盤、真道はセベレディのボディを中心に左フックを返すとセベレディは足を使ってリングを大きく回り真道の打ち終わりに左ストレートを合わせる。4R終了時点のオープンスコアは(40-36)が三者と圧倒的に真道を支持。ポイント差がついたセベレディは5R以降、フットワークを使い前に出て、回転の早いワンツーをヒットするが、真道はバックステップで連打を許さず。隙を見て左右のボディを打ち込むとセベレディの足が止まり始める。7R終了時点のオープンスコアもジャッジ3人は(70-63)で変わらず真道を支持。終盤に入ってもスピードが落ちない真道は左右のボディ打ちから左右のフックを顔面へと上下左右に打ち分けるコンボも冴える。足が止まった王者はクリンチで逃れダウンを回避した。大差判定で真道が念願の女王の座に就いた。★