試合:江藤、善戦及ばず!!立ち上がり江藤はジャブで牽制し、右ストレートでビラヌエバの顔面を捕らえダウンを奪う。ダウンを喫したビラヌエバはガードを固め、左ボディ・右ストレートを江藤にヒットさせ反撃開始。すると3R、ビラヌエバの右ストレートを肩口に受けた江藤はバランスを崩し尻餅を付くも、レフリーの判断は痛恨のダウン。4R終了時、判定0-3でビラヌエバがリード。中盤、ポイントでリードしているビラヌエバは勢いに乗り右ストレート・左フックを江藤に浴びせ、左ボディをメリ込ませる。8R終了時、判定0-3でビラヌエバ。後半9R、江藤はゴングと同時にワンツー・左右フックとラッシュを掛け、ビラヌエバの右手をキャンバス付かせダウンを追加。だがビラヌエバも気の強さを見せワンツー・左フックで江藤を棒立ちにする。終盤、ポイントで引き離されている江藤は猛然と襲い掛かり、ビラヌエバを乱打戦に引き込む。しかし江藤の追撃も届かず"フィリピン無敗の新鋭"が僅差判定で振り切り、空位の東洋太平洋スーパーフライ級王座に君臨した。