試合:試合開始のゴングが鳴るとオーソドックスに構えたドネアに対し、右のガードを固めて様子を見る西岡。ドネアは前後左右に足を使って西岡を揺さぶるが、西岡のモンスターレフトを警戒し、中には入りきれず。試合が動いたのは6回、ジャブとボディで前に出る西岡に対し、左アッパーを多用し対応。距離が詰まったところでドネアが左アッパーを2発打ちこむと西岡は痛恨のしりもち。それでも立ち上がると、西岡は『伝家の宝刀』左ストレートのラッシュで猛反撃にでるが、ドネアもカウンターを合わせに一歩も引かず。西岡の気迫あふれる闘志に、会場の動員記録となった7655人のファンもヒートアップ。迎えた9回、前に出る西岡に対し、ロープを背にしたドネアは、一瞬の間を逃さず右ストレートで西岡から二度目のダウンを奪った。立ち上がった日本のエースだったが…試合再開直後、西岡コーナーは試合をストップした。　★★★