試合:元世界3階級制覇王者の悪童・カシメロと"浪速の狂犬"亀田京之介による注目の一戦。身長差13㎝対決は、初回、カシメロが圧力をかけて右フックを「ブン!」と強振。亀田は足を使いながらパンチの威力を探る展開。2回、亀田は集中力を保ちながら距離をキープ。3回、カシメロは圧力を強めて左フックを振り回すが、距離が遠いか。4回、距離を詰めるカシメロと迎え撃つ亀田の構図。5回、亀田はジャブを飛ばしながら右カウンターを好打。6回、やや押し込まれていた亀田だが、カウンターの左フックで顔を弾き見栄えの良さをアピール。7回、亀田はジャブを上下に散らすと足を使いながらアウトボクシングを遂行。8回、強打を決めたいカシメロだが、攻撃が単調で追い切れず。9回、亀田はサークリングしながらジャブでコントロール。10回、逆転を狙うカシメロに対し、亀田はフットワークを駆使しながらカウンターを決めた。最後まで作戦を遂行した亀田がカシメロを撃破した。