試合:空位のOPBF東洋太平洋とWBOアジアパシフィック王座を懸けてロシア人ボクサーのサゾノフとマレーシア人ボクサーのアリが争った。サゾノフがプレスをかけて右ストレートから切り込むのに対し、サウスポーのアリは足を使いながら左カウンターを狙う構図。2回、サゾノフの右ストレートが顔面を捉えだす。ジワリジワリと攻め立てた。3回、アリが打ち終わりに左ストレートを合わせて見栄えの良さをアピール。続く回もアリはフットワークを駆使しながらアウトボクシングを展開。しかし、肩で息をし始めた。5回、打ち合いに持ち込みたいサゾノフだが、捉えられず。6回、サゾノフはプレスをかけて右フックをねじ込むと膝をキャンバスにつけたアリを見てレフェリーはダウンを宣告。再開後、連打から右フックで倒すとレフェリーはノーカウントで試合をストップした。サゾノフがライトヘビー級アジア2冠王者に輝いた。