試合:駿河男児ジム契約選手、IBF世界フライ級11位ビセレスが元世界ランカーのシャンと拳を交えた。サウスポー同士による一戦は、ビセレスが丁寧にジャブを突きながら左ストレートを上下に打ち分けペースを掌握。2回、シャンは「ブン!」と左フックを振るうが、ビセレスはバックステップで回避すると強烈な左オーバーハンドで攻勢を強めた。4回もビセレスのラウンド。プレスをかけて左フックを強振すると積極的な姿勢。5回、ビセレスは距離を意識しながらジャブを上下に散らしてポイントを加点した。6回、流れを変えたいシャンだが距離が遠く左につなげられず。8回、ビセレスは右ボディを好打するとプレスをかけて攻め立てた。ビセレスがフルマークの判定勝ちで移籍初戦を飾った。