試合:序盤からサウスポーのヘレーラが左ストレートを打ち下ろしてホセの顔面を打ち抜いた。前に出てプレスをかけたホセはガードを固めて、距離を詰めると左フックの振り下ろしと右ストレートの上下の打ち分けを続けて、ヘレーラを追うが、ヘレーラもジャブを突いてアウトボクシングを自分の距離で続けた。中盤もクリンチは少なく、一歩前に出て攻守の入れ替えを続けた。ジャブが多いのはヘレーラ。上体を小刻みに振りながら中に入るタイミングを探ったホセは、下から潜るようにしてスペースを潰した。7回はヘレーラがジャブの連打を軸に前で仕掛けた。ロープまでホセを追い込んだ。腰を落として左右のフックを連打し、ペースを上げたヘレーラが左右のパンチをあまとめたところでレフェリーが試合を止めた。