試合:初回にボハチュクの右ストレートにオルティスがダウン。一度はスリップと判断されていたこのシーンは、回が進んだ後、5ラウンドにダウンに修正されたことがアナウンスされた。8回にもボハチュクが左フックでダウンを追加、オルティスにとっては、スリップとも取れる、やや不運なダウンだった。序盤からボディを叩いて、しっかりと試合を組み立てたオルティスが、終盤にノーガードで積極的に詰めたが、ガードを固めたボハチュクを倒すことはできなかった。それでも、最後の3ラウンドはしっかりと有利に試合を進めたことをアピールしたオルティスが、逆転の判定勝利で王座奪取に成功した。