試合:アマチュア12冠の実績を持つ荒本が、世界戦のアンダーカードでデビュー戦に臨んだ。荒本がプレスをかけながら左ボディを好打。モンゴンスーは、ボディが効いたのかサウスポーにスイッチ。荒本はジワリジワリとボディにパンチを集めた。2回、荒本はボディに的を絞ると積極的な攻撃を展開。3回、モンゴンスーは左フックをヒット。オーソドックスに変えると回転力を活かした連打で反撃に転じた。4回、荒本は左フックで効かせると左のダブルのコンビネーションで攻勢。5回、ショートレンジでのパンチの応酬の中、荒本は左ボディを入れるがこれはローブロー。レフェリーはモンゴンスーに1分間の休憩を与えた。勝負が決まったのは6回。荒本はカウンターの左フックで痛烈なダウンを演出。前のめりに倒れたモンゴンスーを見てレフェリーはノーカウントで試合をストップした。荒本がインパクト大のKO勝ちで初陣を飾った。