試合:村上が昨年11月の日本王座戦以来の再起戦のリングに上がった。初回、村上がジャブから丁寧に組み立てると打ち下ろしの右ストレートでダウンを先取。上々のスタートを切った。2回も村上はジャブを軸に左ボディをヒット。3回、右フックを振り回すコムサンだが、村上は冷静に対応。左ボディで動きを止めてコーナーに詰めて滅多打ち。一方的な展開にレフェリーが試合をストップした。試合後、マイクを向けられた村上は「タイトル戦からの再起戦で緊張した。ジャブを突いて相手が守りに入ったら左ボディ、右アッパーを打ち込む作戦が上手くハマった。これからも決められた試合を一つひとつ勝っていく」と語った。