試合:メキシコ逆輸入ボクサー花田が世界ランカーのビリャルと対戦。初回、シャープな左を飛ばす花田に対し、ビリャルはステップインから左フックをヒット。2回、花田は左ボディを突き刺し反撃に出るが、ビリャルは懐に飛び込んで上下に打ち分けペースを渡さず。3回、花田はプレスをかけてボディ攻撃を繰り出すがラウンド終盤に相手の右ストレートを浴びてグラリ。それでも気持ちを切らさずチャンスを探った花田は、4回に左フックを決めて腰を沈めさせると連打でダウンを演出。再開後、ラッシュして右ストレートでダウンを追加した。フィニッシュを狙うが相手の粘りに仕留め切るまでには至らず。5回、ダメージが回復したビリャルは右カウンター、左ボディを好打。6回、今度は花田が右カウンターで膝を揺らすと積極的な攻撃で攻勢。勝負が決まったのは7回、花田は右カウンターでグラつかせるとパンチをまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。序盤の劣勢を跳ね返した花田が世界ランカーを破る殊勲の勝利を挙げた。