試合:村地が3年1ヶ月ぶりのタイトル戦に挑んだ。村地はシャープな左から組み立てると返しの右ロングフックを距離で外して見栄えの良さをアピール。2回、ベロンドは長いリーチを活かし左フックを振るが、村地は集中力を切らさず被弾を回避すると左ボディを好打。村地は相手の強打を警戒しながらワンツー左ボディをヒット。ポイントを加点した。5回、村地は右ボディストレートで動きを止めるとロープに詰めて連打で攻勢。6回、ベロンドは右オーバーハンドをねじ込み反撃。パンチが効いた村地だがクリンチで流れを切った。9回、村地はジャブを軸に丁寧な組み立てを見せると連打で攻勢。メリハリのある攻撃でペースを維持した。11回、ベロンドは右ロングフックで顔を弾くが、村地は足を止めずに決定打を避けると、最終12回もアウトボクシングを繰り広げた。最後まで集中力を切らさず戦い切った村地が新チャンピオンに輝いた。