試合:世界挑戦経験のあるセルバニアが、元WBO世界バンタム級王者のウトックを迎えた一戦。初回、セルバニアがジャブを突きながら左ボディを好打。ガードの上からでもダメージを与えるには十分な威力だ。2回もセルバニアが圧力を強めてワンツー、左ボディを決めて着実にダメージを与えペースを掌握。ウトックは「フン!」と声を出しながら右を合わせるが、セルバニアは丁寧な攻めでポイントをピックアップした。5回に偶然のバッティングで左目下をカットしたセルバニアだが、流れは変わらず。セルバニアがプレスをかけて攻め込んだ。しかし、次第に傷が深くなり2度目のドクターチェックで試合はストップ。勝敗は負傷判定へと持ち込まれた。ジャッジ3者ともにセルバニアを支持した。