試合:2度目の世界挑戦を目指す大沢がインドネシア国内王者を迎えて世界前哨戦。初回、大沢はジャブから丁寧に組み立てると、ブタールブタールの返しの右にも冷静に反応。2回、大沢は上下へのコンビネーションを決めるが、ブタールブタールのワンツーを浴びると続く回もロープ際でワンツー連打を食らい不安をのぞかせた。大沢はプレスをかけてボディに的を絞るが、ブタールブタールのクリンチワークに決定打を打ち込めず。中盤は距離が噛み合わずレフェリーに引き離される展開が続き、ズルズルとラウンドを重ねた。8回、大沢は距離を詰めて積極的な攻撃を仕掛けたが試合終了のゴングを聞いた。2～6ポイント差をつけた大沢が判定勝ちした。