試合:米国初進出のジョシュアは左で牽制しながら慎重な試合運びを見せる。対してこれが2度目の世界挑戦のルイスは、ガードを固めながら飛び込むが25cmのリーチ差に苦労して懐に入れない。序盤は動きが少なく静かな立ち上がりとなった。試合が大きく動いたのは3ラウンド。距離が詰まったところでジョシュアの左フックが決まり先制のダウンを演出。しかし、これで火のついたルイスは強気に打ち合いに出ると左フックをテンプルに決めてグラつかせると連打で倒し返した。立ち上がったジョシュアだがダメージが深くラウンド終了間際にロープに押し込まれ再びダウン。ここはなんとか立ち上がりゴングに救われた。大ピンチのジョシュアはこれまでにない苦しい表情を見せるとダメージの回復に努めた。6回、ルイスは左ボディから右フックを好打。ジョシュアは打ってこいとアピールするが、手数は少ない。7回、ルイスは右フックから回転力を活かした連打で3度目のダウンを演出。さらに右で倒すとレフェリーは試合をストップした。ルイスが大番狂わせで王座を奪取。ジョシュアは23戦目で初黒星を喫した。