試合:世界挑戦権を懸けた一戦は、14戦全勝(11KO)をマークする長身のルアワイキングが積極的にジャブ、ワンツーで仕掛け、これに近藤が応戦。立ち上がりから火花を散らす打ち合いとなった。すると1分過ぎに近藤が踏み込んでの左ジャブから右に繋げ攻勢に出るが、無敗のタイ人も打ち終わりを狙い譲らなかった。2回以降は距離を取るルアワイキングを近藤が追いかける展開となるが、ルアワイキングも接近戦でアッパーを突き上げ、離れては左右フックでおあるなど高い対応力を見せた。それでも懐の深い相手に近藤の左ジャブが光り、5回に入るとルアワイキングのスタミナが落ちていった。その矢先、前に出た近藤にルアワイキングの振り抜いた右アッパーが決まり、近藤はひっくり返りダウン。カウント中に立ち上がったが、ダメージが深くレフェリーは10カウントを数え上げた。