試合:王者ハードはジャブを多用、挑戦者ウェルボーンのプレッシャーをはねのける。ハードのテクニックの見栄えが目立つ展開で序盤がスタートした中、4回に早くも試合は決まる。ウェルボーンがロープに詰めて攻勢に出るも、逆にハードが押し返し連打の中から右ボディをねじ込みダウンを奪うと、レフェリーは試合をストップ。ハードの4回1分55秒でIBFを3度目、WBAスーパーの初防衛を成功させた。試合後にリングインしたWBC世界同級王者ジェメール・チャーロ(米国)と舌戦を見せたハードの戦績は23戦全勝(16KO)。敗れたウェルボーンは31戦24勝(7KO)7敗とした。