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9R 2分 25秒 TKO
試合:メインとして行われたWBCウェルター級挑戦者決定戦は、テクニックやボクシングの幅で勝るガルシアが9回TKO勝ちを収めた。ファイター型のリオスが前に出て、ガルシアが足をつかいながら迎え撃つという予想どおりの展開でスタート。リオスは正確さを欠き、逆にガルシアは冷静に相手を捌いていった。着々とガルシアがポイントを積み重ねて迎えた9回、左フックを得意とする元2階級制覇王者の右がクリーンヒットすると、リオスがダウン。なんとか立ち上がったものの試合を続けられる状態ではなく、レフェリーが試合を止めた。8回までの途中採点でもガルシアが79対73(二者)、78対74でリードしていた。WBA(世界ボクシング協会)、WBC王者キース・サーマン(米)との再戦に前進したガルシアは35戦34勝(20KO)1敗。敗れたリオスは39戦34勝(25KO)4敗1分。
また前座ではIBF(国際ボクシング)ウェルター級2位確定試合も行われ、14位のジョルデニス・ウガス(キューバ/米)が11位のレイ・ロビンソン(米)に7回TKO勝ちを収めた。初回にダウンを奪ったウガスは4回に相手がゴング後の加撃で減点されたこともあって圧倒的優勢に立ち、7回にもう一度ダウンを奪って再開後にレフェリー・ストップに持ち込んだ。ウガスは24戦21勝(10KO)3敗、ロビンソンは27戦24勝(12KO)3敗。
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