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年月日() :開始
会場:
10R 2分 5秒 TKO
1/1
試合:対1のオッズで不利とみられていたオルティスは左構えから右ジャブで煽り、ときおり左ストレートも繰り出す。これに対しワイルダーは距離をとり慎重なスタートをきった。2回もオルティスの圧力が効いたが、ワイルダーは軽い左で距離を計り、相手が入ってくるタイミングで右のカウンターを狙う。打ち合いではないが、ピリピリした緊張感が漂う。じわじわ出るオルティス、それに合わせて小さく下がりながら迎撃を狙うワイルダーという構図は3回も続いたが、互いに手数が少ない。ワイルダーは大振りを避け左ジャブと右ストレートで勝負する意図が見える。4回、オルティスが軽く左ストレートを顔面に当て、ボディにもパンチを散らし始めた。
 これで流れをつかんだオルティスは右回りをしながら王者に圧力をかける。場内からブーイングが飛び始めるなか、ワイルダーが右ストレートを顔面にヒット。足を突っ張らせたオルティスにさらに右を浅く当ててダウンを奪った。オルティスが立ったところでゴングが鳴った。6回、再び右ストレートでオルティスがバタついた。その後も思い切ったパンチの交換があったが、クリーンヒットは少なかった。7回、今度はオルティスの右フックからの連打でワイルダーが大きくふらついたが、クリンチでダウンを免れ、さらに相手の連打に対してもクリンチを連発してゴングに逃げ込んだ。8回、オルティスが左ストレートを繰り出して王者を追い込んだが、オルティス自身の疲労も濃く、追撃打が出なかった。
 9回、ややダメージが抜けたのかワイルダーは牽制の左ジャブを出して距離とタイミングをとる。ラウンド終盤、ワイルダーの右をテンプルに受けたオルティスが後退したが、それ以上のシーンに繋げることはできなかった。
 再び流れが王者に傾きかけて迎えた10回、ワイルダーがロープ際で右カウンターをクリーンヒットするとオルティスはぐらついてロープにもたれた。なおも追撃を狙ったワイルダーは強引に相手を叩き落としたが、 これはスリップダウンと判定された。再開後、ダメージのある挑戦者にワイルダーは右から左、右と連発してダウンを奪った。膝から崩れたオルティスは辛うじて立ち上がったが、ワイルダーは右で相手をロープに追い込んだ。ここで前のめりになったオルティスに右アッパーを突き上げ、このラウンド2度目のダウンを奪った。ここでレフェリーがノーカウントで試合を止めた。
 勝ったワイルダーはリング上で「オルティスは強かった。また彼にはチャンスを与えてほしい」と敗者を持ち上げたが、話がジョシュアに及ぶと自信を隠そうとはしなかった。「いま戦ってもいい。体重も大事だが、ハートが強いほうが勝つんだ。私がトップだ」と吠えた。これで7連続KO防衛となり、戦績を40戦全勝(39KO)に伸ばした。オルティスは31戦28勝(24KO)1敗2無効試合。

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