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10R 1分 5秒 TKO

試合:ドリームマッチを制するのは49戦無敗、史上最強のボクサーか、オクタゴンのスーパースターか。まずはUFC(総合格闘技団体)2階級制覇王者のマクレガーがゴングと同時にサウスポースタイルで先に仕掛け、右ジャブを突きながら左ストレートを中心に組み立てた。マクレガーよりも明らかに小柄なメイウェザーは、序盤は相手の力量を図ることに努めたが、時折右にスイッチするマクレガーにやりにくそうな感じを受けた。また、マクレガーが後ろにまわって攻撃をするそぶりや、メイウェザーのパンチを掴みにいくなど、反則すれすれの行為を見せるため、レフェリーは注意に大忙し。そんな展開のなか序盤はマクレガーのペースで進んだが、4回に入るとメイウェザーのエンジンが掛かりはじめ、プレスをかけるメイウェザーの右ストレート、左ボディが当たりはじめた。マクレガーも後退しながら左を返すが、スタミナをロスし勢いを落とすと、5回にはメイウェザーのボディストレートに体を丸め主導権を明け渡した。その後もメイウェザーが距離を支配し、上下のコンビネーションでプレッシャーを掛け続けた。マクレガーも右ジャブを出してはワンツーを返すが、ボディを打たれる度に攻撃が切れてしまった。8回はメイウェザーの伸びるジャブに下げられ、マクレガーは焦るばかり。9回もワンツー、左フックを効かされ、打ち返せず立っているのがやっとの状態だった。10回の立ち上がりこそ先に仕掛けたが、ワンツー、右ストレートで弾かれると、追い打ちをかけられたころでレフェリーに救出された。ブランクを感じさせず、危なげない試合運びで格の違いを見せつけたメイウェザーは、10回TKO勝ちを飾り復帰に成功。全勝記録を50(27KO)に伸ばし、またひとつ伝説を築きあげた。グリーンのワニ革に1.5キロの24金、ダイヤ、サファイア、エメラルドが散りばめられたWBCの豪華名誉ベルトが贈られたメイウェザーは、これが最後の試合とインタビューに答え、試合前から舌戦を繰り広げたマクレガーと健闘を称えあった。
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