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年月日() :開始
会場:
判定1-1ドロー
110-118,115-113,114-114
採点表
1/1
試合:先に入場したのはゴロフキンで、そのことが今回のイベントの両者の位置づけを表していたといえる。挑戦者でありながら主役ともいえるアルバレスはV18王者のあとからリングインした。ともに緊張の表情が見てとれた。2万2000人以上の観衆が見守るなか試合は始まった。予想どおりゴロフキンが圧力をかけ、アルバレスが足をつかいながら距離をとって様子をみた。ラウンド終盤、アルバレスがワンツーで押し返そうとしたが、大きな効果はみられなかった。2回、アルバレスは手数を増やし、王者を下がらせる場面もあった。ゴロフキンが右ストレートを放ったが、アルバレスはタイミングを合わせて右アッパーを突くなど工夫をみせた。3回、今度は王者が攻勢に出たが、アルバレスも応戦。ともにビッグパンチは当たらないが、ゴロフキンの小さな左ジャブを当て、アルバレスはボディブローやアッパーなどを狙った。4回、ゴロフキンが挑戦者をロープに詰めるシーンがあったが、深追いはしなかった。
 ゴロフキンは上々の流れのなか5回も圧力をかけて前進。アルバレスも応戦したが、ロープを背負う時間が長くなり、王者の右クロスを浴びた。6回、ゴロフキンが攻め、アルバレスが右アッパーで押し返す。王者が主導権を握ってはいるものの、予断を許さない展開が続く。ゴロフキンは7回、前に出ながら機をみて硬質感のある左ジャブを突く。後退するシーンが増えた挑戦者はクリーンヒットこそ許さないものの厳しい状況が続いた。8回、アルバレスが守勢にまわったが、すぐに反撃した。アルバレスは左のボディブローを打つが、ゴロフキンは怯んだ様子をみせない。終盤、右アッパーを突き上げたが、十分な効果は得られなかった。
   ゴロフキン優勢のまま試合は終盤に突入。9回、王者の右がヒット、アルバレスが後退した。アルバレスも右のオーバーハンドを当てたが浅く、ゴロフキンの前進は止まらなかった。10回、挑戦者が勝負に出た。左フックから右ストレートを浴びてバランスを崩したゴロフキンだが、すぐに体勢を立て直して再び前に出続けた。押し返したゴロフキンは左で煽り、アルバレスを後退させた。11回もゴロフキンは前進。アルバレスは下がりながら反撃の機会を狙って右を2発当てたが、それでも王者の前進は止まらなかった。最終回、アルバレスが右アッパーを突き上げ、さらに細かい左右をねじ込んだが、大きなダメージを与えることはできなかった。守ったあとゴロフキンは再び圧力をかけて挑戦者を後退させた。
   勝負は判定に持ち込まれ、ゴロフキンの勝利は不動かと思われたが、発表されたスコアは118対110でアルバレス、115対113でゴロフキン、もうひとりは114対114のイーブンで、三者三様のドローという結果に終わった。リング上でインタビューを受けたゴロフキンは「ドローになったのは私の責任。でも、まだ王者は私なんだ。リマッチ? もちろんやりたい。また接戦になると思うが、今度は本物のファイトをみせる」と悔しさを押し殺して笑顔で話した。これに対しアルバレスは「ゴロフキンは思っていたほどパワフルではなかった。自分がリードしていたと思ったし、ファイト(打ち合って)していたよ。リマッチ? もちろんやりたいよ。今度は勝つ」とほとんど無表情のまま答えた。引き分けながら19度目の防衛を果たしたゴロフキンは38戦37勝(33KO)1分、アルバレスは52戦49勝(34KO)1敗2分。

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