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9R TKO
ダブル世界戦として行われたWBOスーパーウェルター級暫定王座決定戦は、前日の計量で体重オーバーのスミスが失格しており、ウィリアムスが勝った場合のみ新暫定王者誕生というルールで行われた。試合は接戦になった。3回、バッティングでスミスが右目上を切るアクシデントが発生。7回にはドクターのチェックが入ったが試合は続行。すると9回、今度はバッティングでウィリアムスの右目上が切れた。この傷が深いとみたウィリアムス陣営は10回開始前に棄権を申し出て敗北を受け入れた。本来ならば負傷判定が採用されるケースだが、スミスの9回終了TKO勝ちとなった。ちなみに採点ではジャッジ三者とも1ポイント、ウィリアムスがリードしていた。幸運ともいえる勝利を握った前WBO王者のスミスは27戦25勝(13KO)1敗1分。ウィリアムスは18戦16勝(11KO)1敗1分。
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