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年月日() :開始
会場:
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11R 2分 25秒 TKO
9万人の大観衆が見守るなか、ともにフェイントを多用しながら左で探り合う。2回にクリチコが右を浅くヒットして好調を印象づけた。クリチコは4回にも右ジャブを当てるが、ジョシュアもワンツーを浅くヒットして譲らない。ともにオーバーペースかと思われるほど速いペースで前半を戦い終えた。最初の山は5回に訪れた。流れを引き寄せようとジョシュアがラッシュ。そのなかで左フックから左右が命中、引き落とすようなかたちにはなったがクリチコからダウンを奪ったのだ。再開後、ジョシュアはフィニッシュを狙ったが、スタミナを使い果たしたのか疲労の色が濃くなった。これを見てとったクリチコが反撃、左フックなどで王者を後退させた。ロープを背にしたジョシュアはフラフラの状態だった。この回にダウンを喫したクリチコは左目上をカットしたが、逆に流れを引き寄せたといえた。2度目の山は続く6回のこと。クリチコがインサイドから打ち抜いた右ストレートでダウンを奪い返したのだ。腰から崩れ落ちたジョシュアはカウント9で戦闘ポーズをとったがダメージは甚大だった。しかし、クリチコにも疲労の色がみえ、仕留めきれなかった。その後はクリチコが左を中心にして試合をリードしたが、8回になるとジョシュアにも回復の兆しがみえ、9回、10回とほぼ互角に渡り合った。3度目にして最後の山は11回に訪れた。ラウンド開始早々、右ストレートでダメージを与えたジョシュアがラッシュ。右アッパーから左右をフォローして再逆転のダウンを奪ったのだ。ダメージの深いクリチコに対し、ジョシュアは右ストレートから左右を追撃、このラウンド2度目のダウンを奪った。ここも立ち上がって再開に応じたクリチコだが、コーナーに後退して王者の連打にさらされた。ここでレフェリーが割って入り、試合を止めた。ダウン応酬、二転三転した展開、劇的な結末とボクシングの醍醐味が詰まった試合だった。ちなみに10回終了時の採点は96対93、95対93で二者がジョシュア優勢、もうひとりは逆に95対93でクリチコのリードと割れていた。
呼吸を整えてからインタビューに応じたジョシュアは「きょうはトレーナー、スタッフ、そして9万人の観衆に感謝したい。クリチコは模範的な人でリスペクトしている。全力を尽くさないと失敗すらできない。もっと強くなるよ」と、マイクを握って興奮気味に話した。今後について聞かれると「フューリー? 戦おうよ」と、休養している元3団体王者のタイソン・フューリー(英)に対戦を呼びかけたあと「誰とでも戦う」と答えた。19戦全KO勝ち。新時代の幕開けをアピールする価値ある勝利だった。敗れたクリチコは「ふたりともベストを尽くして戦ったが、強い者が勝った。きょうはアンソニーの方が強かった。私も彼のことはリスペクトしている。リマッチ? 興味はある」と再戦に含みを持たせた。69戦64勝(53KO)5敗。
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