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判定3-0
114-113,114-113,114-113
114-113,114-113,114-113
世界戦8度目にして初のラスベガス登場となったウォードに対し、コバレフが圧力をかけて出た。ラウンド半ば、コバレフが左ジャブをカウンター気味に当ててウォードの膝を揺らし、まずは王者が初回を支配した。2回、コバレフがプレッシャーを強め左ジャブで追い立てる。ウォードは後退を強いられ、反撃に出ようとしたところにコバレフの右をカウンターで浴びてダウンを奪われた。3回、展開を変えようとウォードが攻めて出たが、コバレフが軽いワンツーを返すと途端に守勢に追いやられた。コバレフが圧力をかけ、ウォードが後退しながら反撃の糸口を探るという展開が続いたが、挑戦者は左ジャブが少なく苦しい戦いを強いられた。ジャブでも差し勝ったコバレフはじわじわと前進、ウォードの可動範囲を狭めるように巧みに追い込んでいった。6回、ウォードが低い姿勢で入ろうとするところにコバレフが打ち下ろしの右を合わせるなど、パワーだけでなく駆け引きや技術戦でも3団体統一王者が挑戦者を上回った。7回、やっとウォードが左ジャブを突き刺してリズムにのりかかるが、コバレフも左ストレートを好打して譲らない。やや動きのよくなったウォードは8回、左腕を下げた構えで揺さぶりをかけ、ボディにもパンチを散らした。中盤を過ぎてやっとのびのびとしたボクシングを取り戻したウォードは機をみて攻め、すぐに離れるかクリンチという策をとり、少しずつポイントを返していった。10回、コバレフは圧力をかけ続けるものの、出たところにカウンターを狙われるシーンもあった。両者とも疲れがみえるもののスリリングな攻防は変わらず、目の離せない展開が続いた。11回、コバレフが右をヒットしたが、ウォードは堪え、逆に左ジャブを返した。最終も両者は中間距離でボディブローを交えパンチを交換。一進一退のなかで試合終了のゴングが鳴った。 ジャッジ三者から114対113で支持を得たウォードは31戦全勝(15KO)、8度守った王座を奪われたコバレフは32戦30勝(26KO)1敗1分。リング上でマイクを向けられたウォードは「採点は分からなかったが、勝つべき人が勝ったと思う。苦しい試合になることは分かっていた。彼は予想していたことをすべてやってきた。でも、チームがいいアドバイスをしてくれた。自分でグレートと言うのはどうかと思うが、これで2階級制覇だ。一方、コバレフは「間違った判定だと思う。何が起こったかみんなが見ただろう? この試合のためにすごくトレーニングをしてきた。結果にはガッカリだ。反撃して彼がとったラウンドも三つぐらいはあっただろうが、私が試合を支配していた。また彼と戦いたい。アメリカでは私はゲスト扱いだが、でも、これはスポーツなんだからね」と、こちらは苦笑いだった。
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