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判定3-0
118-109,118-109,114-113
左:パッキャオ 右:バルガス
1/15
昨年5月にパッキャオと拳を交え、またかつてはバルガスのプロモートを担当したフロイド・メイウェザー(米)や、近い将来に対戦が噂されるテレンス・クロフォード(米)がリングサイドで見守るなかで試合はスタート。サウスポーのパッキャオが上体を振りながら飛び込む機会をうかがい、体格で勝るバルガスが迎撃の構えをみせる。パッキャオはバルガスの右を、バルガスはパッキャオの左を警戒しているため、中間距離での駆け引きが続くなか2回終盤、パッキャオの左ストレートを浴びたバルガスが腰からダウン。ダメージは浅かったが、序盤の流れを決めるには十分に効果のあるダウンだった。これで勢いづいたパッキャオは続く3回には細かい動きのテンポを上げた。バルガスも4回に右を2発浅くヒットするなどして抗った。2回をはじめ大まかなペースはパッキャオが握っているようにみえたが、それぞれのラウンドは競った内容だった。
 パッキャオの左、バルガスの右が当たるシーンはあるもののほとんどは単発で、中盤に入っても中間距離でフェイントをかけ合う展開が続いた。8回、バルガスが右ストレーをヒットしてパッキャオのアゴを跳ね上げたが、一気に畳みかけることはできなかった。逆にパッキャオの反撃を受け、バルガスは右目上をカットした。パッキャオが圧力をかけバルガスがカウンターを狙うという展開は終盤に入っても変わらず、競った内容のラウンドが続いた。10回、パッキャオがペースを上げるとバルガスは守勢にまわり、疲労の色もみえてきた。パッキャオは11回も攻勢に出たが、決して無理はしなかった。パッキャオが攻め、バルガスが抵抗するというパターンは最終回も変わらず、挑戦者がダメ押しのポイントを奪って試合終了のゴングを聞いた。採点は二者が118対109のワンサイドと採点したが、もうひとりは114対113と僅少差だった。リング上でインタビューを受けたパッキャオは「嬉しい。(2回にダウンを奪ったが)慎重に戦った。まずはフィリピンに戻って仕事して、あとはプロモーターと相談する」と答えた。メイウェザーやクロフォードの名前を振られたが「分からない。147ポンド(ウェルター級)なら誰でもいい。140ポンド(スーパーライト級)でもいい」と続けた。67戦59勝(38KO)6敗2分。「彼がいいパンチを打ったのは認める。マニーは速かった。また頑張る」と話したバルガスは29戦27勝(10KO)2敗。

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