試合:サウスポー荻堂が序盤から積極的にワンツーを軸に左ボディストレートでテンポのいい攻撃を仕掛ける。対するガレロはボディから活路を見出そうとするが、なかなか荻堂のリズムを崩せない。頭を下げて入って来るガレロをクリンチワークで上手くいなしながらパンチは的確に上下に打ち分け完全に荻堂がペースを握る。5R、ガレロの右がヒットするが荻堂も対左ボディで対抗。7Rには荻堂が左をヒットさせてガレロを後退させロープを背負わせた。終始試合を掌握した荻堂が世界ランク入りに大きく近づく一勝を手に入れた。 ちなみに、ガレロは2015年5月に日本人最速で世界王者に就いた田中恒成(畑中)のスパーリングパートナーとして招聘された実力者。