試合:元日本、東洋太平洋王者の小國が世界ランカーを迎える一戦。相手は昨年6月に和氣慎吾(28=古口)とIBF世界挑戦者決定戦を争ったマイク。初回、小國は伸びのあるジャブで距離を測るが、マイクは力強い右ストレートを返し世界ランカーの片鱗を見せる。3回、中間距離で緊張感のある攻防をみせるが小國の右クロスがジャストミートするとダウンを奪う。一気に仕留めたい小國だったが、マイクも意地をみせてゴングに救われた。4回、小國は上下の打ち分けで攻勢を仕掛けるが、マイクも左フックで逆転を狙う。5回、小國は右ストレートから左ボディでダメージを与えると最後は伸びのある右ストレートを決めるとマイクは2度目のダウン。レフェリーはすぐに試合をストップした。小國が世界ランカー対決を見事なKO勝ちで飾った。