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判定3-0
115-112,115-112,116-111
115-112,115-112,116-111
戦前のオッズは4対1でクリチコ有利だったが、そんな大方の予想をフューリーが覆して戴冠を果たした。5万5000人が詰めかけたエスプリット・アリーナは比較的静かなスタートとなった。フューリーは動いてクリチコに的絞らせない作戦らしく、立ち位置を変えながら相手の打ち気をそらし、上々の出足をみせた。後手に回ったかたちのクリチコは5回に左目下をカット、防衛に黄色信号が灯る。身長206センチの巨漢ながら器用な面もあるフューリーは折をみて構えを左にチェンジするなどして打っては離れ、クリチコを幻惑。新王者誕生のムードが高まるなかフューリーは11回に相手の後頭部を叩いたとして1点のペナルティを科されたが、これが勝負に影響を及ぼすことはなかった。最終回、クリチコが反撃に出たが単発に終わり、失点を清算することはできなかった。全体的に噛み合わせの甘い内容ではあったが、手数で勝り攻勢をアピールしたフューリーがジャッジ三者から支持された。採点は115対112が二者、もうひとりも116対111でフューリーの勝利だった。新王者のフューリーは25戦全勝(18KO)。一方、10月24日に予定された試合を左足首の腱を痛めたため1ヵ月延期したものの、王座を失うことになったクリチコは68戦65勝(53KO)4敗。06年4月から9年7ヵ月の長期に及んだ政権に幕を下ろすことになった。WBC王者のデオンタイ・ワイルダー(米)とともにヘビー級は新しい時代に突入することになった。
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