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年月日() :開始
会場:
判定3-0
117-111,119-109,118-110
左:コット 右:アルバレス
1/20
試合:先に攻撃に出たのはコットだった。立ち位置を細かく変えながら左フックを強振。アルバレスは様子見に時間を割いたあとラウンド半ばから右ストレート、左フックで押し返した。 2回、アルバレスが圧力をかけ、コットが動きながら中間距離を保ち、機を見て飛び込むという展開になるが、ともにクリーンヒットは少なかった。コットが緻密かつ巧妙さを印象づける一方、アルバレスはやや力任せの印象を与えた。ラウンド終盤。アルバレスの右が命中したが、コットが深刻なダメージを負った様子はなかった。4回にもコットは単発で右を浴びたが、膝が揺れることはなかった。
 ともにペースを奪いきれないまま試合は中盤に入り、徐々にアルバレスの圧力と馬力がコットの動きを押さえ込むようになっていった。コットは飛び込んで左を狙うが届かないケースが多く、思ったように優勢をアピールすることはできない。7回、アルバレスが前王者の右を外しざま右アッパーを浅く突き上げたが、コットにダメージは感じられなかった。競ったラウンドが続くなか8回、アルバレスが右を2発、3発とヒット。コットもパンチを返したが効果は見られなかった。距離が縮まるなかアルバレスは左アッパーも突き上げてダメージを与え、はっきりと優勢を印象づけた。
 9回、アルバレスが左フックを浅く当ててコットの動きを止めかかったが、それ以上のシーンを作り出すことはできなかった。ともにアピール度が薄いまま試合は11回に突入。コットの足は止まらず、単発ながら右をヒットしたがフォローはなかった。最終回、早々から激しいパンチの交換をみせ、ラスト30秒ではアルバレスが左ボディブローでコットを守勢に追いやったが、決定的な場面をつくるまでには至らなかった。
 採点は117対111、119対109、118対110と思いのほか大差がついていた。WBCのミドル級王座を獲得したアルバレスは48戦46勝(32KO)1敗1分。ルールに従えば暫定王者のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)と団体内の統一戦を行う義務を負うが、今後の交渉が注目される。リング上でマイクを向けられたアルバレスは「嬉しい。私の時代が来た。コットのことはリスペクトしているし、だからパンチを受けないように気をつけた」と喜びを語った。そしてゴロフキンに話が及ぶと「彼は偉大なチャンピオンであり、友人でもある。ぜひ戦いたい」と前向きなコメントを発した。一方、インタビューせずにリングを降りたコットは45戦40勝(33KO)5敗。

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