試合:ハイペースで試合を消化する高橋が、11戦8勝(3KO)3敗のタイ人を迎え、今年4戦目に臨んだ。初回、ジャブで距離を測ると、終盤には様子見のクーキアットに右を好打となかなかの立ち上がりの高橋。2Rはタイ人もまずまずの足とボディワークを見せ、高橋の連打に怯まずパンチを返したが、高橋が細かくまとめると次第に手が止まり、終了間際にワンツーで尻を付きダウン。呆気なく倒れたが、3Rは足を止めての打ち合いにフルで応じ、予想外のタフさを発揮した。それでも高橋の上下のコンビネーションが勝り、最後は左フックを直撃され2度目のダウン。起き上がれずに10カウントが数えられた。快勝の高橋は、「必ず筑波にベルト持ってくる」と誓い、2度目の日本タイトル挑戦に意欲を示した。