試合:この試合でOPBF王座挑戦に弾みをつけたいサウスポーの岩渕。この階級の元OPBF王者ジャコサレムは、柔らかいボディワークで岩渕の攻撃をかわすと、1Rの残り10秒に右のショートでダウンを先制した。倒された岩渕は、2Rに入りペースを上げるが、ジャコサレムも上体をバネのように使い右を立て続けにヒット。3Rには反撃に出た岩渕の連打に耐え左右をまとめたが、岩渕のパワーファイトに押されるとロープに捕まりワンツーで顔を跳ね上げられロープダウウン。最期は終了間際、渾身の右フックを浴びたところでレフェリーがストップした。逆転KO勝ちを収めた岩渕は、リング上でOPBFタイトル挑戦に意欲を見せた。