ヘビー級では珍しいサウスポー同士のカードだったが、実力差は歴然だった。初回終盤、チャガエフの左フックが挑戦者のテンプルを直撃するとピアネッタはダウン。立ち上がって再開に応じたが、さらに左を追撃されると再びダウンを喫して試合は終わった。右目上からの出血もあり早々と勝負を諦めたようだ。120日以内にフレス・オケンド(プエルトリコ/米)との指名試合を義務化され、その次はルーカス・ブラウン(豪)との連続指名戦が待っているチャガエフは37戦34勝(21KO)2敗1分。2度目の挑戦も実らなかったピアネッタは34戦31勝(17KO)2敗1分。