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年月日() :開始
会場:
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10R 0分 6秒 TKO
早々からエキサイティングな展開となった。開始から1分あたり、左フックで王者をふらつかせたコットは左右の追撃で先制のダウンを奪う。足をつかって距離をとろうとするマルチネスだが、コットの左フックにまったく対応できない、2分ごろに再び左を浴びて2度目のダウン。立った直後、後頭部をかすめるような左で3度目のダウンを喫した。2回、足と右ジャブで距離をとろうとするマルチネスだが踏ん張りがきかず、スリップ・ダウンする場面もあった。コットは4回にも王者をロープに詰めてダメージを与えるなど、ほぼ一方的に前半を支配した。コットが圧力をかけ、マルチネスがサークルする展開のまま試合は中盤に突入。マルチネスは21センチのリーチ差を生かして右ジャブを突きアウトボクシングを狙うが、左が少ないため挑戦者を脅かすことはできない。コットも様子見のラウンドが続いたため、中盤は王者が息を吹き返したかにみえた。8回、マルチネスは左ストレートを打とうとした瞬間にバランスを崩してグローブをキャンバスにタッチするなど、膝の調子が思わしくない様子だ。 9回、コットの右と左を浴びた王者は一瞬硬直。さらにコットが追い込むとロープを背に追撃を逃れるのがやっとという状況に追い込まれた。ラウンド終盤、左を浴びたマルチネスが膝を折るとレフェリーはダウンを宣告した。このラウンドが終わるとドクターがマルチネスをチェック。10回開始のゴングが鳴ってもマルチネスはコーナーの椅子に座ったままだった。プエルトリコ初の4階級制覇を成し遂げるとともに、昨年11月から世界王者不在が続いていた同国にベルトをもたらしたコットは、43戦39勝(32KO)4敗。リング上のインタビューでは「いいトレーニング・キャンプができたので準備は万全だった。いきなり強くていいパンチが入ったので一気に攻めていった。(相手が膝を痛めていたことには)気づかなかった」と、ほとんど表情を変えずに話した。さらに今後については「まずは数週間、休みたい」と話すに留めた。一方、2度目の防衛に失敗したマルチネスは「1ラウンドに強いパンチをもらってしまった。それをカバーするのは大変だった。勝ち方が分からないように、負け方も分からないもの。(棄権は)トレーナーの判断。自分でも納得している」と、悔しさを押し殺すように話した。56戦51勝(28KO)3敗2分。
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