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6R 2分 54秒 TKO

試合:井上は左を突いてスタートし、右ストレートも繰り出して先手をとる。ラウンド半ばには左フックをボディにヒット。エルナンデスは前に出ることができず、ほとんど守勢のまま3分間を終えた。2回、王者プレスしてきたが、井上は足で間合いを外し、逆に踏み込んで左ボディブローを突き刺す。ラウンド終盤には左を上下に打ち分け、エルナンデスを追い立てた。3回、完全にペースを握った井上だが、正確な左を突くことを忘れず、王者にまったく付け入る隙を与えない。相手が出て来ると巧みに外して迎撃するなど、巧さも際立っていた。この回、エルナンデスは井上のパンチで左目上をカット、ドクターの診断を仰いだ。4回、手負いの王者は攻勢に転じたが、井上はしっかりとブロック。すぐに自分のペースに戻す。ラウンド終盤、右のカウンターをきっかけに井上がラッシュ、この回もはっきりと優勢を印象づけた。4回終了時の公開採点は三者とも40対36で井上リードだった。5回、距離を詰めて乱戦に持ち込みたい王者は、やっと左右を浅くヒット。挑戦者を下がらせる展開に持ち込んだが、井上も折々で右ストレート、左フックを打ち返した。やや井上の体が流れかかってきた6回、エルナンデスは執拗に接近戦を仕掛け、井上のボディを攻めた。流れが変わるかと思われたラウンド終盤、井上が再び足をつかいながら左ジャブをついて態勢を立て直し、左右の連打から右ストレートを打ち下ろしてダウンを奪った。エルナンデスは立ち上がったがダメージは深く、レフェリーは続行を許さなかった。井上はリング上で「苦しい場面もあったが、楽しかった。これからは世界チャンピオンとして恥ずかしくないように頑張っていく」と笑顔をみせた。
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