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年月日() :開始
会場:
前WBA,WBC世界スーパーウェルター級王者
サウル・アルバレス(メキシコ)
10R 0分 47秒 TKO
元WBO世界スーパーウェルター級暫定王者
×アルフレド アングロ(米)
左:アルバレス 右:アングロ
1/20
試合:最終的に6対1のオッズで支持を受けたアルバレスは、早々に左フックを浅くヒット、それを機に積極的に攻めて出た。不十分ながら右も当て、さらに左ボディもめり込ませ、元暫定王者を後退させた。アングロもときおり左右を伸ばすが、様子見の域は出ずアルバレスを脅かすことはできなかった。2回になるとアングロも左で探りを入れて次に繋ぐタイミングを図るが、スピードに大差があるため流れをつくれない。アルバレスは肩越しの右ストレートや右アッパーを繰り出し、ほぼ自在に相手をコントロールしていった。3回、明らかに正面突破を狙うアルバレスは折々でアングロの打撃戦にも応じたうえで左右の強打を上下に打ち込んでいった。この日のアルバレスは力まかせの傾向があり、崩すための左ジャブが少なかった。5回、そのジャブが機能し始め、アルバレスは出入りのボクシングに転換、適度に足をつかいながらアングロを突き放していった。
 アングロは徐々にプレスを強めていったが、なかなかクリーンヒットを浴びせることができないままラウンドを重ねることになった。 それでも左右の強打は23歳の人気者を脅かすには十分な迫力があった。中盤はアングロが前進、アルバレスが機を見て迎撃するという展開になったが、主導権はアルバレスが握ったままだった。8回にはアングロが相手をロープに追い詰めて左右を強振、攻勢を印象づけたが正確さを欠いていた。これを機に足を止めたアルバレスは9回、リスクの高い正面からの打撃戦に応じ、右ショートや左フック、左アッパーでアングロにダメージを与えた。10回早々、アルバレスがインサイドから左アッパーをヒット、アングロのアゴが跳ね上がるとトニー・ウィークス・レフェリーが唐突に試合をストップした。
 半年の期間をおいて再起を飾ったアルバレスは45戦43勝(31KO)1敗1分。「ストップが早い? 私が止めたわけじゃないからね。あと10ラウンドでも戦くことができた。きょうは少し相手の戦い方に合わせたところもあった。でもダメージはないよ。もうメイウェザー戦のことは払しょくできた」とインタビューに答えた。 1万5500人の観客の多くがそうだったようにアングロ自身もストップに不満を露わにしたが、昨年6月のエリスランディ・ララ(キューバ/米)戦に続く敗北を受け入れざるを得なかった。26戦22勝(18KO)4敗。「目は腫れていたかもしれないが、まだ大丈夫だった。 でも勝ったのはアルバレス。自分の思ったような展開で戦えなかった」とアングロは悔しそうだった。

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