試合: 前に出てくるマンシオに対し、井上は足をつかいながら左を突き、左フックでダメージを与える。その後も右ストレート、左フックなどを再三ヒット、相手を圧倒して3分間を終えた。2回、井上は左ボディブローでマンシオの動きを止め、すかさずワンツーを追撃、ダウンを奪う。 再開後、手負いのマンシオの右を浴びるシーンもあったが、トラブルに陥ることはなかった。3回、井上は左ボディブローで何度もヒット、圧倒的優勢を続けたが、それでも慎重に左ジャブを突き続けた。4回も井上の攻勢は続き、この回終了時の公開採点は三者とも40対35で井上がリード。5回、右を浴びる場面のみられた井上だが、ラウンド終盤にカウンターの右アッパーを機にラッシュ。 コーナーからコーナーに追い回し、レフェリー・ストップを呼び込んだ。 井上の圧勝ではあったが、タフな試合だった。