海外情報 | 海外注目戦 | TV・ネット欄 | ランキング | 階級別特集 |

判定0-3
109-117,109-116,110-115
109-117,109-116,110-115
リングに入るやいなやマイダナに接近して何ごとか言って挑発したブローナーだが、試合が始まるといきなり慌てることになった。開始から20秒ほどでマイダナが繰り出した右をよけそこねたのだ。クリンチを連発してなんとか追撃を免れたブローナーだが、苦しい立ち上がりとなった。2回早々、マイダナの左がアゴをとらえ、なんとブローナーがダウン。立つが足はフラついていた。追撃するマイダナ、クリンチを多用して守るブローナー。3回になると王者が左を伸ばして立て直しを図り、ひと息ついた。これを機に流れは静かにブローナーに傾いた。
5回になると落ち着きを取り戻したブローナーは両ガードを高く上げながら圧力をかけ始め、回転の速い左右を上下に打ち分けた。マイダナも応戦したが、重量感のある左右はガードの上を叩くことが多かった。6回、ブローナーがペースを上げて上下を攻めると、挑戦者は後手に回り後退が目立ち始める。7回、主導権奪回を狙ってマイダナが攻勢に転じたが、今度はブローナーも余裕をもって対応。逆にボディブローを交えた左右で迎え撃った。8回、劣勢だったマイダナが左フックを2発捻じ込むとブローナーは腰から崩れるダウン。立ち上がって再開後、クリンチの際に王者はマイダナの頭突きで倒れ込み、派手に相手の反則をアピール。挑戦者には減点1が科された。
再び乱戦ぎみになった9回、マイダナが攻勢に出ると、左を浴びたブローナーはふらつきながら後退。総力戦の様相を呈するなか10回はマイダナが手数で上回ったが、続く11回は一進一退となった。最終回、ブローナーの右ストレートでマイダナが大きく後退。それでもマイダナは相手の攻撃に左を合わせるなど勝利への執念をみせた。採点は115対110、116対109、117対109。いずれも新王者誕生を支持していた。激闘を制して2階級制覇を成し遂げたマイダナは38戦35勝(31KO)3敗。プロ28戦目で初黒星を喫したブローナーは28戦27勝(22KO)1敗。
試合日程 | 試合結果 | 新人王 | ランキング | 選手検索 |
TV・ネット欄 | 王者一覧 | タイトル戦 | 階級別特集 | インタビュー |
試合動画 | データ分析 | 待受写真 | ジム検索 | 注目選手 |
海外日程 | 海外結果 | 海外選手 | 海外注目戦 | 海外情報 |
基礎知識 | アンケート | 勝ちメシ | レッスン | 占い |




