試合:しっかりとガードするサウスポーのアリエンザがジャブで距離を計る。ジリジリと距離がつめて右ストレートをボディへ打ち込んだ伊藤。2Rまではスローテンポで様子を見た両者だが、3Rに入ると左ストレートと左右のボディをカウンターで合わせるアリエンザとガードを下げてプレスをかけて、右アッパーボディを狙う伊藤の距離がぐっと寄るが連打は互いに許さず。4R終了時、ジャッジは三者ともに40-36で伊藤を支持した。この試合最初の山場は5R、伊藤が右アッパーを打ち上げると連打につなげた。しかしアリエンザもボディを返して追撃を逃れた。アリエンザのカウンターをかわしながら前で打ち合う伊藤が優勢に試合を進める。すると9R、伊藤が右ストレートを打ち抜くとアリエンザにラッシュを仕掛けたが、接近したタイミングにカウンターを合わされまさかのダウン。立ち上がった伊藤は最終回、左右の連打の打ち合いでロープに追い込み防戦一方のアリエンザの前にレフェリーが割って入って試合終了。