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[海外ニュース]2012.8.4

メイウェザー釈放

フロイド・メイウェザー
 恋人へのDVで有罪判決を受けラスベガスのクラーク郡留置場に収監されていた5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米)が3日に釈放され、63日ぶりに晴れて自由の身となった。
 メイウェザーは2年前に恋人に暴力を振るったとして有罪判決を受け、今年1月下旬から収監されることになっていた。しかし、5月にミゲール・コット(プエルトリコ)との試合が決まっていたため収監は6月1日に延期。以後、約2カ月にわたって塀の中での生活をしいられた。本来ならば87日間の収監予定だったが、生活態度が良好だったらしく刑期が1カ月近く短縮され、このたびの釈放となった。
 3日朝、メイウェザーは12歳の娘イヤンナやレナード・エレーベ・マネージャーら20人ほどの近親者や友人の迎えを受けて出所。 メディアにはひとこともコメントせずに車で走り去った。
 この1年で世界のスポーツ界で最高額の8500万ドル(約65億円)を稼いだメイウェザーだけに、気になるのは今後のことだ。以前から「年内にもう1試合やりたい」と希望を語っていたことや、このタイミングでの釈放を考えると年内の試合は十分に可能と思われる。すでに12月1日にニューヨークでコットとの再戦というプランも浮上している。その一方、マニー・パッキャオ(比)との対決も完全に消えたわけではなさそうで、今後の動向が注目される。